大阪での万国博覧会で関西に注目が集まっている今、万博開催で本セミナーでは関西におけるセンシング技術の最前線の一部を集めてみました。物理センサ関係2件、化学・バイオセンサ関係2件、センサシステム系2件を、研究開発から社会実装に向けての取り組みまで、各分野の専門の先生方に広範囲にわたって御講演いただきます。AI関連センサや関西万博でのセンサ応用、ヘルスケア関連から人工衛星への新規センサ開発・適用、SDGsのための人工光合成と今話題の内容までありますので、万博見学後皆様のご参加をお待ちしています。
令和7年6月6日(金)10:00~16:35
センシング技術応用研究会 会長 筒井博司 氏
大阪大学 産業科学研究所 教授 谷口正輝 氏
ナノポアのサイズと学習データを変えるだけで、抗原、ウイルス、細菌を1個単位で、高精度・高スループットに検出する生化学的検査法を作ることができるAIナノポアプラットフォームについて紹介します。
神戸大学 先端スマート技術研究開発センター センター長(特命教授) 長廣剛 氏
来場者の時空間分布や売場毎の最適な室温が想定し難い百貨店等の不特定多数が利用する施設におけるセンシングを用いた空調負荷同定法と制御手法について、全国的に導入が進むAIスマート空調技術の紹介を交えて講演します。
大阪・関西万博 会場運営プロデューサー
株式会社シンク・コミュニケーションズ 代表取締役 石川勝 氏
万博の170年の歴史から現代の万博の意義を描き出し、大阪・関西万博の開催意義を高めるためにプロデューサーとして力を注いできた、テクノロジーの活用や社会課題の解決に向けた取り組みなどを紹介します。より深い理解のため、事前に万博体験いただくことお勧めします。
大阪公立大学 人工光合成研究センター 教授・センター所長 天尾豊 氏
太陽光エネルギーを利用して水と二酸化炭素を原料として燃料や有価物質を作り出す人工光合成技術はカーボンニュートラルやカーボンリサイクル達成に向けた技術として期待されています。この講演ではカーボンリサイクルのための人工光合成技術の概要と、社会実装への可能性について紹介します。
大阪大学 産業科学研究所 准教授 荒木徹平 氏
最近、次世代医療・ヘルスケアの観点で、省人化に資するウェアラブルデバイスの開発が増えています。特に、柔軟性に優れるフレキシブルエレクトロニクスの活用により、生体にしっかり貼りついた状態で、生体を傷つけることなく、生体信号計測を行う遠隔モニタリング技術が構築できます。講演では、それらにまつわる最新の研究開発動向にふれます。
大阪公立大学大学院 工学研究科 准教授 高橋和 氏
シリコンフォトニック結晶は高いQ値を持つ小型共振器や低損失光導波路を提供します。本講演では、我々が開発を進めている空間電荷センサの原理を紹介し、人工衛星の電位測定応用を目指して行った地上試験の結果について解説します。
大阪産業創造館 6階 研修室E(大阪市中央区本町1丁目4-5)
https://www.sansokan.jp/map/
※オンラインでも参加出来ます。
アクセス:大阪地下鉄「堺筋本町」下車徒歩10分
下記申し込みフォームボタンからお申込みください。
※申込フォームが開けない場合は事務局 sstj(at)sensing-tech.org までご連絡ください。((at)をアットマークに変えてください)
申込期限:令和7年5月30日(金)
主催・協賛団体会員:8,000円、一般:10,000円、学生:3,000円(テキスト代・消費税を含む)
主催 | センシング技術応用研究会 |
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後援 | (地独)大阪産業技術研究所 |
協賛団体 (予定) |
(一社) 電気学会, (一社) システム制御情報学会, (一社) 次世代センサ協議会, (一社) 日本機械学会, ニューセラミックス懇話会, (公社)応用物理学会,(一社) KEC関西電子工業振興センター, (一財)大阪科学技術センター,(公社)日本表面真空学会 他11学協会 ※協賛団体の詳細につきましては、センシング技術応用研究会事務局にお問い合わせ下さい。 |
現地会場:60名、オンライン:80名(先着順)