研究会について

会長ご挨拶

「センシング技術」とは、種々の物理量、化学量を検出するセンサ技術とその応用システムに関する技術であり、近年の情報化に伴い、応用される分野が格段に広がってまいりました。AI・IoTやロボットなどの技術革新の中で、「センシング技術」は健康・医療、交通・輸送、環境・エネルギー、農業などあらゆる産業分野の基盤技術です。これから迎える超スマート社会の中において、「センシング技術」は益々重要性を増してまいります。

センシング技術応用研究会は、「センサ」の言葉もまだ新鮮な時代の昭和52年(1977年)、先端センシング技術の追求と普及発展に寄与することを目的として、全国に先駆けて発足いたしました。本研究会は時代を経て、21世紀情報社会の中で新しい技術を取り込みながら、センシング技術の発展を産官学で共同して推進する研究会です。

具体的には、センシング技術に関する情報提供を行うフォーラムとして研究例会、見学会、テクニカルスクール、セミナー、実習講座、グリーンシステム技術分科会を定期的に開催し、またメールニュースの発信や技術相談を行っています。

AI・IoTやロボットがますます進展する情報社会において、センシング技術は新しい情報技術を取り込み,利用分野の更なる広がりと重要性を増してきます。本研究会は現在と未来の技術動向を見つめ、産業発展に役立つ最新技術の情報発信源であると共に、様々な業界業種の交流及び情報交換の場を目指します。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

センシング技術応用研究会会長 筒井 博司